くすぶりOL日記

いつの間にか母になった30代OLが仕事や子育て、ファッション、アラサー友達の生態などを気ままに綴ります

コロナ禍で考える、持続可能な生き方 -春馬くんの死から考えたこと

あっという間に2020年が終わり、2021年になったとたん、緊急事態宣言が発出され、落ち着かない年始、そして仕事始めとなった。

さて、この状況で、今年の抱負を!さあ頑張るぞ!という気になる人はどれだけいるのだろう。昨年疲れ果てた私は今、むしろ頑張らないように頑張ろう、という気になっている。

 

振り返れば、2020年は本当に波乱万丈で、辛いことや悲しいことも多い1年だった。

春。私の勤務先はテレワークの導入が遅れていたため、緊急事態宣言が発出される直前まで、おびえながら満員電車に揺られ、新宿の雑踏の中を通勤し、へろへろになって残業していた。さらに緊急事態宣言が出され、やっとテレワークが実現したかと思うと、保育園が閉園となり、以前ブログに書いた通り、仕事と育児の両立に尋常ではない疲労感を覚え、体が鉛のようになって動かなくなった。これまた三浦春馬くんをはじめ、芸能人の自殺、志村けんさんのようにコロナで亡くなる人も相次いだ。

そんな中で今、大切なのは、頑張ることではなく、持続可能な生き方、働き方を見つけていくことではないかと強く思う。SDGs、持続可能性、サステイナビリティなどは自然環境保護に関する言葉として広く知られているが、人間の生き方にも必要な考え方ではないかと思う。

日本人は頑張ることを美徳としてきたが、体が鉛のようになっても無理やり通常通り働く必要があるか?このコロナの中でも生産性を求められがちだが、身を削ってボロボロになってまで生産性を守る必要があるか?春馬くんの死はいまだに信じがたくて、私もずるずると引きずっているが、ギリギリまで必死に働いて、ある日ぷっつり切れてしまう…春馬くんはそんな状態だったのではないか、と想像している。そこまで頑張ってはいけないのだ。

そんなわけで、私の今年の目標は持続可能性、頑張らないこと。コロナなんかにつぶされている場合ではない。