くすぶりOL日記

いつの間にか母になった30代OLが仕事や子育て、ファッション、アラサー友達の生態などを気ままに綴ります

年賀状の失敗あるある

年賀はがきの発行枚数が年々減少しているとニュースになっているが、皆さんは今年、年賀状を出しただろうか。私の勤務先は古い体質であるせいか、まだ年賀状の文化が根強く、出さないと年明け早々、少々肩身の狭い思いをする。そこで面倒くさいことこの上ないが、年賀状を出さざるを得ない状況がずっと続いている。

年賀状準備の最も憎き点は、大切な大切な年末年始休暇の一部を奪っていく点である。計画的にクリスマス頃までに年賀状を用意しておけばよいのだが、とにかくやる気がないので、準備は後手に回り、休暇に入った29日からやっと制作にとりかかることになる。だいたい60人分ほどの住所を確認し、喪中の確認をし、デザインを決め、印刷をし、めんどくせえ、やってられるかと悪態をつきながらメッセージを書いていると、たいてい30日の夜である。下手をすると31日にまでずれ込む。もうこれで休暇の半分が消えてしまう。実に腹立たしい。挙句の果てに31日にポストに投函した際には、元旦に年賀状が届いていないと言われる始末だ。苦労した上に、文句まで言われるなんてたまったものではない。

そんなこんなで憎き年賀状であるため、一刻も早く仕上げてしまおうと作業は往々にして雑になる。これは他の社員も同様なようで、毎年様々な年賀状のミスが発生している。住所が間違っている、名前の漢字が間違っているなどは序の口で、いろんな「恥かき年賀状」が見受けられるので、羅列してみよう。

 

・あぶり出し年賀状

裏面が白紙である。ひょっとしてあぶり出しかと思ってしまうがなんてことはない、印刷のし忘れである。

・差出人不明

これは毎年ある。差出人が書いていない年賀状だ。筆跡や、印刷されている子供の写真から差出人の推測が求められる。

・余計なものまで印刷している

以前一人暮らしをしていた頃、会社の名簿に ※実家の住所 と注意書きをしておいたら、その注意書きまで印刷して送ってきた者がいた。 ○丁目▽番★号※実家の住所。

不思議な住所である。

・明らかに違う人宛のメッセージが書かれている

一度もランチに行ったことがない人から「今年も一緒にたくさんランチにいけるとよいですね♪」などと書いた年賀状が届いたことや、同期から明らかに上司にあてた文面の年賀状が届いたことがある。私宛のメッセージはいったい誰のもとに届いてしまったのだろう。

・同じ人から2通来る

これもよくある。ご丁寧に別々のメッセージが書かれていたりする。

・喪中はがきを出したのに来る

こちらも喪中ハガキを出し忘れたかと心配してしまう。

 

このようにいい加減に年賀状を作っていると、正月早々から恥をかく上、ブログのネタにまでされてしまうので、 今後は注意したいものだ。でも何よりも年賀状文化がなくなることに期待したい。