くすぶりOL日記

いつの間にか母になった30代OLが仕事や子育て、ファッション、アラサー友達の生態などを気ままに綴ります

肋骨にヒビ、これすなわち共働き子育ての限界

4月から仕事復帰して、早2ヶ月。共働き子育てを経験してみての感想を率直に述べると、大変すぎる!何この無理ゲー!である。 何が大変なのか。3大共働き子育て地獄をまとめると、「体調不良」、「朝の準備」、「時間のなさ」。この3つである。

 

まずなによりも、体調不良。子どもは保育園に入るとよく体調を崩すと聞いてはいたが、なるほど、ここ2か月は10日おきに発熱している。毎回のように40℃近い熱が出、数日はそれが続く。さらに熱がない時も鼻水と咳が延々と出続ける。

そして、恐ろしいことに息子のその風邪がかなりの頻度で親にうつる。これがまた、いちいちタチが悪い。39℃の高熱が出たり、38℃台の熱が1週間近く続いたりと、大人になってから経験したことのないような重い風邪なのだ。 こんな重い風邪があってたまるか、これはインフルエンザに違いない、インフルエンザと言ってくれ、と毎回病院であの嫌なインフルエンザの検査を受けるが、なんてことはない、ただの風邪で、毎回鼻にこよりを突っ込まれ損である。 挙句の果てに私は6月の下旬から咳が2週間以上止まらず、夜も咳き込んで眠れない。やがて肋骨に痛みが走るようになり、深呼吸すらできなくなった。病院に行くと喘息の一歩手前、肋骨にヒビが入っていると言われて、肋骨を押さえながら日々を過ごし、今日にいたる。 夫もしょっちゅう体調を崩しているので、家の中が薬のオンパレード。かさむかさむ、医療費がかさむ。もともとは年に1回風邪をひくか否か程度の健康体だった私。今の状況は相当無理をしていると言わざるを得ない。

 

さて、第二の地獄は朝の準備。毎日5時45分に起き、1時間で食事をし、身支度を整え、7時前に息子を起こし、朝食を与え、連絡帳の記入、検温、おむつ(一枚一枚に名前を書かないといけない!もちろん週末にまつめて書く)、着替え、その他もろもろの準備をして、家を出るのは8時ちょっと前。子どもをベビーカーに乗せ、荷物を抱えて保育園に着くと8時10分。持ち物のセッティングをしてやっと子どもを預け、片道20分かけて駅に着いたと思ったら、待ち受けるのは乗客であふれんばかりの満員電車である。満員電車に揺られてへろへろになること1時間、会社にやっと到着だ。この頃にはもう、1日のエネルギーの80%を使い果たしている。 雨の日は特に地獄である。我が家は雨の日には抱っこ紐を使うことにしているが、前に10㎏の息子、背中に私と保育園の荷物、さらに傘を差し、体はボロボロである。月曜日の朝はこれにシーツやブレンケットが持ち物として加わる。自転車の導入を検討しているが、自転車組にはびしょびしょの刑が待っているので、迂闊に挑戦できない。

 

そして最後。とにかく時間がない。朝の時間のなさは前述の通りだが、夜も時間がない。16時半に会社を出、大急ぎで保育園へお迎えに行き、家に帰るともう18時過ぎ。すぐに息子の夕食にし、お風呂に入ると19時半過ぎ。そこから自分の食事の準備をし、食べ終えると20時半。速攻で息子を寝かしつけ、やれやれと思ったらもう21時。明日の5時半起きに備えて、そろそろ寝る準備をしないといけない。

 

こんな生活を誰が望んでいるだろうか。そしてこなせるだろうか。ことごとく否!だ。こんな生活を送りながら仕事をこなせるのは体力お化けだけではないかと思ってしまう。

仕事は休みまくりで中途半端、職場には迷惑をかけまくり、体はぼろぼろ、休日も体調不良と家事で何もできない。これが共働き家族の現状だ。

以前まで、「やっぱり息子くんには兄弟がほしいよね、二人目も考えよう」と言っていた夫が、最近は「二人目...?え、一人いればもう十分じゃない?」と遠い目をするようになった。なるほど、こうして少子化は進んでいくのだなと実感する日々である。