読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

それいけ!貧乏ダイエット!

社会人になってから少しずつ体重が増加している。
少しずつ、というのは1年に1㎏程度だ。1年に1㎏というと1ヶ月単位では100gにも満たない範囲での増加ということになり、ほぼ誤差、体重計では分からない程度の増加ということになる。
そこで大して気にもせず放っておいたら、いつの間にか学生時代と比較して6㎏くらい体重が増加していた。これはまずいとようやくダイエットに目覚めた次第である。

さて、とりあえず運動をしようと思ったが、ジムというものは月会費が高い。せいぜい週に1回行くのが限界で、ベルトコンベアーのようなものの上でドスドスと足踏みしているだけで月1万円が飛んでいく。お金がもったいないので、いかにお金をかけずに運動をし、痩せるかということを考えて実践してみた。名付けて貧乏ダイエットである。

 

まず、ゼロ円で痩せるには、その辺を走り回るのが手っ取り早いだろうと思った。
しかし、近所に遊歩道のような優雅なものはないので、所狭しと並んでいる住宅街のなかをひたすら突っ走るしかない。静まり返った家々のあいだをわたしの足音が響き渡ってなんともきまりが悪く、さらにとつぜん家から飛び出して来た子どもとぶつかりそうになるなど、危険なシーンもしばしば。その上、思ったよりも信号が多く、しょっ中立ち止まらないといけないことに気づいた。走りにくいし、事故の危険性はあるし、何より近所迷惑である。以上の理由から、近所のランニングは断念した。

 

次に目をつけたのがフラフープダイエットである。Amazonで組み立て式のものが千円台で売られており、貧乏ダイエットにはぴったりだ。しかし、なにぶん安いゆえ、口コミを見ると、回している途中でフラフープが空中分解し、部品がすっ飛んで窓ガラスが割れたなどという恐ろしい報告もあったが、臆せず購入してみた。幸い私のフラフープは空中分解しなかったが、これは意外に場所をとり、ごちゃごちゃした狭い私の部屋で実践するには不向きである。特に厄介なのは大きな姿見にフラフープがぶつからないよう、細心の注意を払わないといけないことだ。仕方ないので家族の部屋でフラフープを回していると、邪魔だのなんだのとクレームがきて、非常にやりづらい。
以上の理由から、フラフープは断念した。 

 

次に目をつけたのは、プール通いである。プールといってもジムにあるプールではなく、区民プールだ。2時間400円。これも貧乏ダイエット向きだ。
さて、通おうとするとこれがなかなか面倒臭い。まず、メイクを全て落とさないといけない。次に私は目が非常に悪いのにコンタクトを外さないといけない。度付きのゴーグルは高いので買わない。さらに、私は意味もなく無駄に髪が長い(腰のあたりまである)ので、髪を水泳キャップに詰め込むのに苦労し、乾かすのにも一苦労。極め付けに冬のプール帰りはとても寒かった!
以上の理由から、そろそろ暖かくなる時期だが、暖かくなる前に水泳を断念して今に至る。

 

ついにはダイエットそのものを断念する日も近いかもしれない。